2010年8月29日日曜日

残暑・・・


夕方 日の暮れる時間が少しばかり早くなった気がするが依然35度の日が続く。今年の暑さは尋常ではない。

午後になるとただ生きているという感覚になってしまって虚しい。否それさえ空ろな思いだ。

9月になるといろいろやることばかりだと考えただけで気が重い。ふと思う、西日の鬼瓦・・。そんな顔付きになっているんだろうと、自ら苦笑。


驚いたことに昨日近所で稲刈りをしていた。もう米が取れるんだ。4ヶ月で・・・

なかなか実らない自分を仕事場でみつめるには勇気がいるもんだ。つい逃げだす、なかなか中に入っていけない。

2010年8月22日日曜日

The great jounrey


三遠南信展の豊橋展が8月25日(水)から29日(日)まで開催される。
会場は豊橋市美術館だ。二年前 星野真悟賞の公募に参戦して以来の会場で自分的にはゲンがいいと思っているのだ。会期中には一度は行きたいな。

今回は浜松のときとは違う作品でやや大きい。土と人間、時間などを表現してみたかった。

さてさて どういうふうに捉えていただけるか・・・・ 

2010年8月12日木曜日

夏のドライブ



なかなか長野県南部から愛知県や静岡県に貫ける道路のイメージはつかみにくい。近年三遠南信道として自動車専用道路が着工になっているが遅々として進まない。


同じネーミングで三遠南信アート展という三地区(河:豊橋、州:浜松、信:飯田)の選抜作家展が開催されている。その浜松展の会場が天竜地区にある秋野不矩美術館だ。とてもユニークな建物で建築家の友人から一度は見に行くべき建物と聞いていたので、たのしみにしていた。


さて、道順だが複雑だ。地図を見ると国道152号線でまっすぐだ。しかしこの国道は昔から県境でつながっていない事で有名だ。国道なのに!少し道のりがあるが151号線で佐久間ダムを回りこむイメージで行こうと決めた。一日かけてゆっくりいってこよう。


せっかくだからと家族を誘うが都合が悪いという。 平面領域展のメンバー原さんと行くことになる。(原さん すみません。この旅は原さんなくしては成立しませんでした。)


素晴らしい美術館だ。壁が厚く絵を掛けると壁が喜ぶ感じだ。ただ壁のほうが強かったり・・・


われわれの展示している市民ギャラリーは残念ながらその壁ではなかった。あんな常設展のような空間で展示してみたかったな、と思う。


夕方帰路に着く。近くにある秋葉神社をお参りして行こうという流れになり(まだゆったりとした気持ちであった。)車は参道に入った。山の頂上の神社は立派でなんとも神々しい雰囲気だったが遠かった。国道152に戻るともう薄暗くなっていた。


旅の終わりをイメージしながら車をとばしたが、神様というのは ついでにお参りするものではない。


しっかりとバチが当たった。152号線から佐久間方面に入る交差点をそのまま進み気がつけばもう県境近くまで来ていた。152は青崩れ峠が通れない。真っ暗な山道の兵越峠越えということになる。『珍道中だね』と、


二人は苦笑いだった。


それから15分ほどして、ほとんどない対向車と避け合いになった。 『狭い道なのにやだなー・・』その瞬間私の車が側溝に脱輪した。もう苦笑さえ出なかった。携帯の明かり頼りの暗闇で泥まみれになり車を溝から出したのはそれから一時間はたっただろうか。


山道で鹿の眼の光を見ながら今度は本当に家路についた。夜10時を回っていた。


2010年8月1日日曜日

魚田一人展


地元アートハウスにて魚田一人展が開催されている。作品に対する突っ込んでいく気持ちがよくわかるので好きな作家の一人だ。なかなかあそこまで突っ込んでいくのは大変だろうがなんか幸せ感も感じる。忙しい人なのでなかなかあって話せなかったが一年ぶりに近況など話しが聞けた。展示がちょっともの派的な匂いを感じるところがなぜかうれしい。